聲の形

「じゃーな、西宮(にしみや)」。
硝子(しょうこ)を庇って大けがを負い、眠り続ける将也(しょうや)。
前を向くと決めた硝子は、絶望の中、壊してしまったものを取り戻そうと動き出す。
バラバラになった仲間たちの「こえ」にそっと耳を澄ませる――。
繋がる想い。
そして、再開した映画作り。
時を刻み始めた彼らの世界に、待ち受ける未来は――。

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コメント

  1. user より:

    映画がとても良かったので全部読みました。

    素晴らしい物語だった。

    映画では映画作るのは割愛したのか。

    ※全ての元凶はあの小学校教師。
    これは間違いない。
    クソ大人め。

    連載中はきっと石田が許されてもいいのかという議論が出たんだろうな。

    許されなくても別のところで生きることはいいよねと思うんだけど、彼はがんばったので偉かった。

    ところで硝子って名付けはどういう意図だったんだろうかと気になります。

    字義的にも歴史的にも火薬の原料だよね…。

    親視点ではガラスのように透き通った子とか…そんなん嫌だけど。

    著者視点では彼女を通して世界を見ろとかそういうのかな。

    ジャイ子と同じで実在の子と被らないようにしたとかはあるかも。

    インタビューでもちょっと謎の子とか言われてましたけど。

  2. user より:

    それぞれ、次のステップへ進む仲間たち。

    終わってみれば、ウジウジ悩んでいたのも、青春だったな~

  3. user より:

    先ずは、ハッピーエンドで終わって良かった。
    大人への階段を登りながら悩みもがく青春時代。
    きっとこれからも決して順風満帆ではないかもしれないけど、自分の正直な姿に向き合って成長した彼らは、きっと強く生きていけるのではないだろうか。
    そんな希望を感じながら最後のページを閉じた。
  4. user より:

    1巻から一気読みにて読了。
    読みやすかった。

    全巻通してダラケや割愛などといったムラがないから、全力で主人公にのめりこめる。
    個人的には西宮のお母さんが原因かと読み進めていたけど、いじめられる西宮本人の内面までをも原因のひとつとしてつきだし、最終巻まで、誰が、何が悪と直接的な原因として決めつけていなかった。

    この最終7巻では、登場人物の今後がわかりやすく希望的に描かれていた。
    ラストまで登場人物の性格や立ち位置そのままなのが、現実的で特に良かった。
    走馬灯のようなムダな回想もなく、最終巻の名に恥じない、堂々とした見事な回収っぷりに脱帽。

    これまでを振り返ると、川井や小学生時代の担任の描写がひときわ印象深かった。
    彼らはいたって普通だし、場面での言動も模範的なものである。
    しかし主人公(読み手)の感情との奇妙な、なんともグロいズレを感じるのだ。

    例えば、「入院している主人公のために、千羽鶴を届けよう。
    」という川井の提案。
    この提案が、私が感じたズレによるグロさを端的に表している。
    一見すると至極まっとうな提案だが、川井は千羽の鶴を折って届けることをミッションとしてしまっている。
    そのミッション完遂に満足するのは誰なのか。
    だから彼女は、折り鶴が千羽に満たないことを主人公に詫びるのだ。
    これでは病床の主人公のために、という本来の目的を失っている。

    ふと私は、一時期話題になったアイスバケツチャレンジの動画を思い出していた。

    主人公が川井のことを真正面から「気持ち悪い」と言う場面では、胸のすく思いがした。

    きっとこのズレが、いじめがはらむ本当の悪なんだろうと私は読み取った。

    圧巻はやはり6巻の西宮回。
    ここで西宮からみた日常を初めて知るんだけど、もどかしさに不覚にも潤んでしまった。

  5. user より:

    ”「だから…その…本当は 君に泣いてほしくないけど…
    泣いて済むなら…泣いてほしい
    もし俺が 今日からやらないといけないことがあるとしたら
    もっとみんなと一緒にいたい
    たくさん話をしたり 遊んだりしたい
    それを手伝って欲しい 君に 生きるのを手伝ってほしい」”[p.35]

    完結。

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