聲の形

「じゃーな、西宮(にしみや)」。
硝子(しょうこ)を庇って大けがを負い、眠り続ける将也(しょうや)。
前を向くと決めた硝子は、絶望の中、壊してしまったものを取り戻そうと動き出す。
バラバラになった仲間たちの「こえ」にそっと耳を澄ませる――。
繋がる想い。
そして、再開した映画作り。
時を刻み始めた彼らの世界に、待ち受ける未来は――。

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コメント

  1. user より:

    それぞれ、次のステップへ進む仲間たち。

    終わってみれば、ウジウジ悩んでいたのも、青春だったな~

  2. user より:

    新聞の書評で見かけ気になってたところ、次男が全巻持ってることが判明。
    日曜日の夜にイッキ読み。
    一巻のイジメ描写に気分が悪くなりつつ、最後は普通の青春恋愛モノっぽい終わりであった。
    大体、飛び降り事件あたりでグダグダだし。
    昨今のイジメ事情を見ている十代には響くモノがあるのかもしれない。
    となると、小学校の陰湿なイジメが身近にあるのか心配になってしまう。
    他人の気持ちを考えることは、面倒でカッコ悪いなんて思うような人間にはなって欲しくない!
  3. user より:

     なんというか、円満に終わりました。
    作者の気持ちを感じました。
    多分こんなふうになることはむずかしいでしょうね。
    でも、他者のことがわかるということは、同情することではなくて、自分を突き詰め、他者からの自分を見つめることなんでしょうね。

     読み終わった感想をブログに書きました。
    読んでみてください。

      https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202005180000/

  4. user より:

    手話を少しやっていて、勉強にもなると思い読んでいました。
    もっとたくさんの人に読んでもらってこんな世界があるんだなって感じてもらえたらと思います♪
    もっと手話の勉強して聾者さんとあんな風に話したいなと思わせられる作品でした!
  5. user より:

    声を発することができる者は、声に出して言うことと声に出さないで思っていることを、実は使い分けている。
    聾唖の少女をいじめてしまったことで、今度は逆にいじめにあう主人公が、再会した少女との関係を回復していくドラマなのだが、物語は二人の関係の回復にのみ焦点があてられていくのではなく、二人をとりまいていた仲間たちの誰もが実は「声を発することができていなかったのだ」というところにテーマがあるのがミソ。
    聾唖のヒロインは、声を出せる者たちが「声を出さないこと」で行き詰まるコミュニケーション不全の姿をあぶりだす触媒となり、やがて二人を取り巻く友人たちが、隠していた本音を「声に出して」ぶつかりあっていく様が圧巻。
    いじめによって奪ってしまったヒロインの人生を取り戻すために生きようともがく主人公が、最後にたどりついた境地が、自分が彼女のために何かをしてあげるという関係ではなく、自分が生きていくための手伝いをしてくれる相手であることを彼女にお願いするということで、ふと、お互いが生きていくために手伝いをしていかないと成り立たないのが人間同士なんだな、と当たり前に思っていたことを、実はほんとは良くわかっていなかったことに気づかされてしまった。
    聾唖の少女にだって「声を出していることが考えていることのすべてじゃない」こともあるし、当たり障りなく付き合う術としての他人に関心を持たないという生き方や、相手が障がい者だって恋敵なら許さないと真向から「嫌い」と言ってのける生き方。
    本作は、アニメっぽい親しみのわく絵柄とそれぞれにコミカルなところがあるキャラ造形で、多彩な人と人の関わり方を、テーマの深さからはちょっと想像できない明朗さの中に描いていくことに成功している。
    それにしても最近のまんがの書き手の問題意識の多くが、幼少の頃のディスコミュニケーションにあることをつくづく思い知らされる。
    自分も含め「分別のある」大人が、震災後「キズナ、キズナ」としたり顔で語るのを、「そんなものは地震が来る前からとっくに奪われてたし」と思っていた子供(や大人も)たちがどれだけいたのだろうか? それでもそういう社会をとにかく生きていかなければいけないと、前を向いていく本作の主人公とヒロインと仲間たちの聲の形に共感する。
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