
仕事、結婚、妊娠…。
30代派遣社員・ワコの葛藤の日々。
圧倒的にリアルで繊細な心理描写が乾いた心を強く揺さぶる、一人の女性の「恋」と「選択」の物語、ついにフィナーレ。
叶わない夢は諦めるべき、やりがいのある仕事につくべき、’適齢期’は結婚にふさわしい相手と付き合うべき…世の中の「当たり前」に縛られて、私たちは、大切なことをときどき見失う。
自分が、本当に好きなものって、何だったっけ? 私は、この人と結婚したいんだっけ? そもそも「結婚」をしたいんだっけ? ……いろんな選択を迫られる30代のワコは、「自分自身」を取り戻せるのか? 一人の女性の「恋愛」と「選択」を描いた、大人の心を震わせる傑作ついに完結!


コメント
恋のツキ(7) (モーニング KC)
夢も何もない派遣社員のワコ。
夢も若さもあるイコ。
関係を続けるには、二人の見ている世界が違過ぎる。
その、違いをしっかり説明できなかったワコの気持ちもわかるし、別れ際にそれを言ってしまう感じもわかる。
イコくんが社会に出て、二人の世界が近づいたら、関係がまた始まるのは納得できる。
今のワコは、目の前の生活を大事にしながら、等身大の自分でできることをやってる感じがして、すごく好感が持てた。
恋のツキ(7) (モーニング KC)
ワコがどっちつかずでモヤモヤするのも人間味があっていい
7巻分色々イベントがあったけど、一番沸いたのどう考えても映画館でのワンシーンよなあ???(共感求)
夏は貞操概念がバグる
恋のツキ(7) (モーニング KC)
いろいろモヤッとしたところは残るけれど、
収まるところに収まった…という感じでしょうか。
どちらかというと、自分にしか目が向いていないという
印象が強かったワコさん。
同じように迷い、
自分の人生を探りながら生きている「他人」の姿に
気づいたとき、何かが変わったんだろうなと思います。
「30にして未成年のイコを選ぶ」という選択の重さが
高校生男子に理解されることはないでしょう。
高校生ならずとも「男性」にはまずない視点。
その重さが、男性である僕には一番刺さりました。
描かれた「数年後」、そしてそこから先の未来が
幸せなものでありますように。
次回作にも期待します。
恋のツキ(7) (モーニング KC)
言葉選びが印象的で、刺さる部分の多いお話でした。
主人公がちゃんと元恋人と別れたのは好印象だったな(当たり前かもしれないけど)。
個人的には2人がもう一度やり直すまでの過程を見たかったけど、タイトルが恋のツキ、だから、恋が尽きるまでの過程を書いてもう一度芽生えるところは見せてもらえないのも仕方ないのかなぁ、とも。
いろいろ考えさせられるお話でした。
恋のツキ(7) (モーニング KC)
もとい終わりはないのだろう。
主人公は、人生は博打の連続かもしれないと言うが、イコくんと再会し過ごす日々は博打じゃなくて、博打の先延ばしのように見える。
人生に永遠の幸福なんてなくて、大なり小なり取り返しのつかない決断をして、次に進まなくてはならない。
そうでないと、荒涼と化していくダラダラした道が死ぬまで続いていくだけだ。
それを理解しながらも、あえて永遠を望み、それを博打という主人公は、何も学んでないともいえるし、ゆるーい人生を歩む決断が出来たともいえる。
面白い瞬間もあったけど、ラストは微妙でした。